■ トリアージタッグとは
トリアージタッグを見たことはありますか? ケガ人の首に下げたり右手につけたりと、ケガの重傷度を一目で分からせる札=タグです。 使うのは地震災害の時ばかりではありません。 大規模事故でも使われます。 この札を見たら、重傷者がここにいて、いま治療に向けてみんなが全力で当たっているんだと思ってください。
医師の立場から見たトリアージの考え方とタグの説明です。 NPO仲間が書いてくれました。
大勢の負傷者に対して提供可能な医療が少ないという極端に不利な条件のもとで、 一人でも多くの人を救命するために、来られた方々の受傷の程度を手早く判断し、 程度に応じた治療の場所へ搬送・誘導する、ふるいわけ作業が不可欠となります。
この作業をトリアージといいます。
受傷の目印のため、トリアージタッグという札を体につける約束事になっています。
[赤]
肺が破けて呼吸が大変、脈がかすかに触れる、つまり、まっ先に治療しなくてはいけない方。
[黄]
呼吸や脈は安定しているが、施設に収容して治療が必要な方、例えば、足の開放骨折。
[緑]
歩くことが可能な方で、肩の脱臼や手の骨折など、施設の外で応急の治療を受ける。
医師は、呼吸の状態、脈のふれ方、意識の有無などから判断します。
タッグの一番下の色が、タッグがついた方の受傷の判定です。