もっと身近に災害医療
■ 阪神大震災とトリアージ
1995年1月17日に起きた阪神淡路大地震では6,000人以上の方が亡くなりました。
この地震では建物の下敷きになって命を落とした人が多かったことも特徴です。 被害が大きかった住宅地の神戸、西宮、芦屋では、木造家屋の倒壊で下敷きになり救出後に死亡するケースや病院自体が被災したため本来の救護活動が出来ず救命できなかったケースがあります。 突発型の地震とその猛威、ケガ人がわれ先に目指した先での大混乱。 病院ではケガ人の氏名や年齢も分からぬまま、ともかく処置をするという事態が繰り広げられ、優先すべき重傷者の発見と早急な措置が後手後手にまわりました。
この地震では建物の下敷きになって命を落とした人が多かったことも特徴です。 被害が大きかった住宅地の神戸、西宮、芦屋では、木造家屋の倒壊で下敷きになり救出後に死亡するケースや病院自体が被災したため本来の救護活動が出来ず救命できなかったケースがあります。 突発型の地震とその猛威、ケガ人がわれ先に目指した先での大混乱。 病院ではケガ人の氏名や年齢も分からぬまま、ともかく処置をするという事態が繰り広げられ、優先すべき重傷者の発見と早急な措置が後手後手にまわりました。
最優先すべきルールが速やかにとられなかったのです。
そうした反省と新たな症例の発見があり、トリアージはその必要性の再認識と内容の周知、呼びかけが常日頃から大切だという教訓を得たのでした。
症例では「挫滅症候群=クラッシュシンドローム」の深刻さと措置の迅速性に注目が集まりました。
柱や梁に足を挟まれ、大腿などの筋肉が長い時間圧迫されていると、救出後短時間で適切な処置をしない限り命を落とす危険があることが分かりました。
阪神大震災でも悲劇は報じられました。 夫の励ましや近所の人たちの応援などで長い救出に耐えた婦人が、ようやく被災現場から病院に移されホッとした直後、元気だったはずの人が急に死亡してしまったケースです。 呆然とする家族と医師。 救出まであれほど気丈に自らを鼓舞していた精神の持ち主が、助かったと安堵した次の瞬間、心臓停止を起こし亡くなってしまったのです。 何が原因か。どう処置したら救えたのか。 これまでにない症例に医師たちはとまどいました。
そうした医療現場の辛く苦い経験が貴重な教訓を残し、災害医療のあり方を前進させたのです。
柱や梁に足を挟まれ、大腿などの筋肉が長い時間圧迫されていると、救出後短時間で適切な処置をしない限り命を落とす危険があることが分かりました。
阪神大震災でも悲劇は報じられました。 夫の励ましや近所の人たちの応援などで長い救出に耐えた婦人が、ようやく被災現場から病院に移されホッとした直後、元気だったはずの人が急に死亡してしまったケースです。 呆然とする家族と医師。 救出まであれほど気丈に自らを鼓舞していた精神の持ち主が、助かったと安堵した次の瞬間、心臓停止を起こし亡くなってしまったのです。 何が原因か。どう処置したら救えたのか。 これまでにない症例に医師たちはとまどいました。
そうした医療現場の辛く苦い経験が貴重な教訓を残し、災害医療のあり方を前進させたのです。
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