進行中
■ 日本の新常識 #2 ちょと待った!
地震が起きたら火の始末
興味深いデータがあります。これは東京消防庁がまとめた地震直後のケガの内訳です。
従来の初期行動が適切だったのか、疑問を投げかけたくなる内容です。
従来の初期行動が適切だったのか、疑問を投げかけたくなる内容です。
「グラッと来たらまず消火」、これは地震の初期行動の大原則であり、防災訓練などでは必ず火の始末があって次に身の安全と言われてきました。
阪神大震災の頃もそうでしたし、今でも訓練マニュアルにはそう書かれています。
しかし、一昨年夏の宮城県北部地震、10月の十勝沖地震、さらには昨年の新潟地震、
これらの地震でケガをした人の症状をくわしく分析してみると思わぬ状況が浮かび上がってきます。
東京消防庁のまとめによると、救急搬送された負傷者のうち約四割が、家具の転倒や落下物でケガをしています。
案じられたヤケドは少数で、地震時には室内の家具類が危険物に変わることも読みとれます。
内訳です。(現地消防が救急搬送した216人について)
1. 家具類の転倒、落下物によるケガ 41.2%
2. 本人の転倒によるケガ 24.5%
3. 湯によるヤケドなど 10.6%
4. ガラスを踏むなどによるケガ 7.9%
グラッと来た時、ガスはどうなっているのでしょう。都市ガスの場合、震度5を感知するとガスメーターが自動的に供給を遮断します。
つまり、大きなグラッでガスはストップ。コンロの火は消えることになります。
火を使っているからと慌てて消しに行くと、揺れた拍子に何かを踏んでしまったり、倒れてきたものにぶつかったりと、揺れて不安定な状況でケガを引き起こします。
熱湯によるヤケドも同様です。火は消えているのに消そうとして鍋をひっくり返してしまう、やかんを落としてしまう・・・。
熱湯によるヤケドも同様です。火は消えているのに消そうとして鍋をひっくり返してしまう、やかんを落としてしまう・・・。
火の始末は、ちょっと待った。揺れが落ち着くまで待ったなのです。
最初は、まずは自分の身の安全。それから素早い行動です。
火は消えています。もし何かに引火していたら周囲に散乱している落下物に注意して、行動開始です。 その時、手の保護、足の保護をお忘れなく。データはそれを警告しています。そんなこと一編に出来っこない!当然です。
でも室内には鋭利なガラスの破片や倒れた家具が足下に散らばっています。
最初は、まずは自分の身の安全。それから素早い行動です。
火は消えています。もし何かに引火していたら周囲に散乱している落下物に注意して、行動開始です。 その時、手の保護、足の保護をお忘れなく。データはそれを警告しています。そんなこと一編に出来っこない!当然です。
でも室内には鋭利なガラスの破片や倒れた家具が足下に散らばっています。
行動はこうなります。
・揺れの大きい地震では、まず身の安全
・それから火の始末、確認
東京消防庁のホームページでも、火の始末と安全確保のどちらを優先すべきか、揺れの大きさを基準にイラスト入りで解説しています。
安全行動は家屋の構造や室内の状況によっても異なります。安全技術の進歩も影響を及ぼします。 時代により地域構造によっても異なっていくでしょう。言えることは安全も相対的なものであることです。 安全弁の普及が行動を変えました。次もあるかもしれません。役立ちそうな情報を自分の方にグッと近づけることです。 そこで考えられる合理的な行動を自分なりに用意すること。それが自分に合った新たな安全行動につながっていきます。
安全行動は家屋の構造や室内の状況によっても異なります。安全技術の進歩も影響を及ぼします。 時代により地域構造によっても異なっていくでしょう。言えることは安全も相対的なものであることです。 安全弁の普及が行動を変えました。次もあるかもしれません。役立ちそうな情報を自分の方にグッと近づけることです。 そこで考えられる合理的な行動を自分なりに用意すること。それが自分に合った新たな安全行動につながっていきます。
では、家の中にいなかったとしたら・・・。
次はその検証です。
次はその検証です。