アサヒカコー(株) 小林 一郎

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■ 好評! クイズ・トリアージ
見て学ぶ段階から参加して納得する防災知識へ。 トリアージの必要性と症例の判定をもっと現実感覚で。 9月4日、神戸市の「人と防災未来センター」で「誰でもわかるトリアージ」という市民向けセミナーが開かれました。
この参加体験型のトリアージデモはこんな内容です。
1. 参加者がメイクをしてケガ人に扮する
2. 医師がケガ人を看る間、ケガ人はシナリオに従って演技を行う
3. 聴衆は目の前の演技と情報を参考にトリアージ判定をする
講演に参加された方々には事前に、トリアージのガイドブックとトリアージタグを用意し、デモの前にはトリアージビデオの一部をみて頂きました。
ガイド、タグ、CDなど
このクイズ形式のセミナーは大変好評でした。
トリアージ判定 ケガ人に扮する1
ケガ人に扮する2 会場の様子
状況が目の前で展開される。トリアージ判定の実際が本物の医師によって行われる。 患者は何を訴えるべきか。 また判定で大事なのはどこなのか、それがすぐにわかることです。
地域防災では災害医療は扱いがどうしても下位になりがちです。 しかし災害とは物や人が傷つくことです。 その時に、どう慌てないのか、どう身を守るのか、具体的な行動をとるためには何が必要なのか。 日常とのつながりの中からそれを知っておく必要があります。
「重たいテーマを勇気を持ってわかりやすく」。 トリアージの意味はそこにあるのかも知れません。
あなたならどう判定しますか?
当日会場で取り上げた症例です。
あなたの判定は、黒・赤・黄・緑、のどれですか?
[黒・赤・黄・緑の文字をクリックしてください。判定と理由が表示されます。]
ケガ人1. 地震の揺れが続く中、自宅の階段から転落して頭部を打撲しています。
かなりの出血がみられ、意識はほとんどありません。
家族に付き添われ運ばれてきました。
本人は意味不明な言葉を発しています。
下半身のマヒもあり、左手と左足が動きません。
血圧、脈拍、呼吸は正常です。
[判定]
ケガ人2. 「骨が折れた、痛い、痛い!先生助けて」と先ほどから絶叫している女性がいます。
左手首の骨にヒビが入っているようです。
転倒して、地面にドンと手をついてその衝撃でケガをしました。
本人は痛がっています。
手首は赤く腫れあがり引く様子はありません。
[判定]
ケガ人3. 右足のスネにケガをした男性がいます。
自転車で走っていて誤って溝に落ち、下肢を嫌というほど打ちつけました。
骨が折れて飛び出しています。
「痛い、助けて。早く治してくれー」、大きな声で訴えています。
脈拍は110と高く、血圧は150-80です。
骨折した部位からは多量の出血をしています。
[判定]
ケガ人4. 担架で運ばれてきた男性はコンクリートブロックに挟まれ、さきほど救出されました。
右の太股に挟まれて出来た赤い腫れと右腕にも腫れがあります。
痛みを懸命にこらえしかめっ面をしていますが、意識は正常で、呼吸、脈拍ともに異常はありません。
医師の問いかけに、挟まれていた時間が3時間以上もあったと答えています。
[判定]